一生のうちに2人に1人ががんにかかるといわれ,私たちにとって身近な病気であるにも関わらず,自分や周りの人ががんだと分かったときには,多くの人が衝撃を受けます。そして,不安や苦痛,辛い思いを抱えることもあります。また,がんの治療中や回復後に,働いたり,学校へ通ったりするなどの普段の生活で困ることがあるかもしれません。
地域には,がんについての相談できる窓口があります。「がん相談支援センター」などもその一つです。がんについて,信頼できる情報を発信しているウェブサイトなどもあります。一人で思い悩まずに,支援を受けることも大切です。
がんだけでなく,病気になった人やその周りの人と共に,助け合って生活していくことができる社会が求められています。