話し合いのしかたや発表のしかた
話し合うためには、まず、
自分の考えをもつことが大切です。
自分の考えとちがう
意見に出合うと
なるほど!と思う。
そして、「自分の考え
を広げる」ことが
できるね。
自分の考えと
同じときは、
そうだね!と思う。
そして、「こういう
いい方もあるのか」
って参考になるね。
友達の意見に
質問したり、
つけ足したり
しているうちに、
「新しいアイデアが
うかぶ」こともある。
「自分の考えが
はっきり」してきて、
私はこういうことが
いいたかったんだって
気づくよ。
発表するには
どんな方法が
よいかな?
この言葉で
伝わるかな?
って考えるよ。
発表すると
内容が整理されて
中心がはっきりしてくる。
話し合いで
気づかなかったことも
見えてくるね。
みんながいろいろな
表現をするから、
聞いている人も
内容がよく
わかっていいね。
とはいっても
発表するのは
ドキドキするなぁ。
ドキドキをこく服するには
何度も練習するしかないんだ。
ものが燃える前と燃えた後の空気のちがいについて、
結果からいえることを話し合いましょう。
①複数の結果を比べて、何がいえるか話し合う。
燃えた後
予想どおり、
酸素が減って
二酸化炭素が増えている。
ということは、ものが
燃えると二酸化炭素が
できるんだね。
予想とちがって、
酸素が18%も
残っているよ。
もう一度燃やしたら、
もっと減るかも
しれない。
燃える前 | 燃えた後 | ||
---|---|---|---|
酸素 | 21% | 18% | -3% |
二酸化炭素 | 0.03% | 3% | +2.97% |
②意見を出し合って、よりわかりやすく説明できるようにする。
酸素と二酸化炭素が
入れかわったと
いえそうかな。
びんの中のようすを
図にしてみたい。
それを図にして
説明しよう。
自動車や
火力発電所からも
二酸化炭素が
出ているよ。
環境を守る
とり組みに
ついても
伝えよう。
観察や実験などの結果を示し、わかったことや判断したことを伝える。
【示す方法を選ぶ】
複数の結果が比べられるように、表やグラフで示す。
ようすがわかるように、模型や動画で示す。
ようすのちがいがわかるように、図やスケッチで示す。
【伝える内容を考える】
複数の結果から、わかったことや判断したこと。
わかったことをもとに、びんの中のようすを説明する。
予想をふり返って考えたこと。
生活や社会に、えいきょうしていること。 など
相手にわかりやすく伝えるために、
示し方や言葉をていねいに選ぼう。