話し合いのしかたや発表のしかた

  • なぜ、話し合うのでしょうか?

    話し合うためには、まず、
    自分の考えをもつことが大切です。

    自分の考えとちがう
    意見に出合うと
    なるほど!と思う。

    そして、「自分の考え
    を広げる」
    ことが
    できるね。

    自分の考えと
    同じときは、
    そうだね!と思う。

    そして、「こういう
    いい方もあるのか」

    って参考になるね。

    友達の意見に
    質問したり、
    つけ足したり
    しているうちに、
    「新しいアイデアが
    うかぶ」
    こともある。

    「自分の考えが
    はっきり」
    してきて、
    はこういうことが
    いいたかったんだって
    気づくよ。

  • なぜ、発表するのでしょうか?

    発表するには
    どんな方法
    よいかな?
    この言葉
    伝わるかな?
    って考えるよ。

    発表すると
    内容が整理されて
    中心がはっきりしてくる。
    話し合いで
    気づかなかったことも
    見えてくるね。

    みんながいろいろな
    表現をするから、
    聞いている人も
    内容がよく
    わかっていいね。

    とはいっても
    発表するのは
    ドキドキするなぁ。

    ドキドキをこく服するには
    何度も練習するしかないんだ。

  • 6年「ものの燃え方」を例に

    よりだ当な考えを
    つくりだす力


    のばすための話し合いや
    発表のしかたを
    しょうかいします。
  • 話し合いのしかた(例)

    ものが燃える前と燃えた後の空気のちがいについて、
    結果からいえることを話し合いましょう。

    ①複数の結果を比べて、何がいえるか話し合う。

    燃えた後

    予想どおり
    酸素が減って
    二酸化炭素が増えている。

    ということは、ものが
    燃えると二酸化炭素が
    できるんだね。

    予想とちがって
    酸素が18%も
    残っているよ。

    もう一度燃やしたら
    もっと減るかも
    しれない。

    燃える前 燃えた後
    酸素 21 18 3
    二酸化炭素 0.03 3 2.97
  • 話し合いのしかた(例)

    ②意見を出し合って、よりわかりやすく説明できるようにする。

    酸素と二酸化炭素が
    入れかわったと
    いえそうかな。

    びんの中のようすを
    図にしてみたい。

    それを図にして
    説明しよう。

    自動車や
    火力発電所からも
    二酸化炭素が
    出ているよ。

    環境を守る
    とり組みに
    ついても
    伝えよう。

  • 発表のしかた(例)

    観察や実験などの結果を示し、わかったことや判断したことを伝える。

    【示す方法を選ぶ】

    複数の結果が比べられるように、表やグラフで示す。

    ようすがわかるように、模型や動画で示す。

    ようすのちがいがわかるように、図やスケッチで示す。

    【伝える内容を考える】

    複数の結果から、わかったことや判断したこと。

    わかったことをもとに、びんの中のようすを説明する。

    予想をふり返って考えたこと。

    生活や社会に、えいきょうしていること。    など

    相手にわかりやすく伝えるために、
    示し方や言葉をていねいに選ぼう。