いろいろなこん虫の体のつくり

  • カブトムシ(コガネムシ科)

     あついキチンしつの前ばね(はねのうち前の一対)をもち、
    後ろばねをその下におさめているこん虫のなか間で、
    コウチュウもくに分るいされます。おすは二またに分かれた
    りっぱな角が頭にあるのがとくちょうで、それが名前の由来です。

    イメージ画像:いろいろなこん虫の体のつくり_カブトムシ(コガネムシ科)

    ナミテントウ(テントウムシ科)

     「ナミテントウ」とはふつうのテントウムシという意味で、
    単にテントウムシとも呼ばれているが、テントウムシるいの
    そうしょうとまぎらわしいので、「ナミ」を付けるのが
    定着してきています。半球じょうのせのもようは多様で、
    ナナホシテントウのように一しゅるいではありません。

    イメージ画像:いろいろなこん虫の体のつくり_ナミテントウ(テントウムシ科)
  • ハナアブ(ハナアブ科)

     このなか間ははねが2まいしかないことからそうしもく
    分るいされます。ハナアブの後ろばねはたいし、はねが
    あったあとしかのこっていません。人や動物の血をすうアブは
    「アブ科」に分るいされ、口の形がことなります。

    イメージ画像:いろいろなこん虫の体のつくり_ハナアブ(ハナアブ科)

    アブラゼミ(セミ科)

     前ばね、後ろばねともむらのないまくのせいしつか、あるいは、
    前ばねの半分がかたく、キチンしつしていて、のこり半分がとう明な
    まくのせいしつのはねをもつこん虫をカメムシもくとして分るいしています。
    アブラゼミは前者に当たります。夏、のにえたぎるような
    やかましい声で鳴くので、この名がつきました。

    イメージ画像:いろいろなこん虫の体のつくり_アブラゼミ(セミ科)