理科で学習したSDGs
日本は国土の中央に山があるため、多くの川が流れています。どの川もそれぞれの地域の暮らしや歴史・文化と深く関わっており、人々の生活を支えてきました。 しかし、人の生活の変化によって、川のようすが人の都合に合わせたすがたに変わっていきました。それによって、人の生活が便利になりましたが、こう水等の自然災害の増加や動物・植物の減少といったことが起こってしまいました。これを改善するため、川の整備や管理をするときの国の方針が定められ、「多自然川づくり」が推進されました。
「多自然川づくり」とは、川の管理を行うとき、その川にもともとあった自然や地域の暮らしや歴史・文化とのバランスを考えることで、多様な川のすがたをつくっていくことを目指しています。 そうすることで、それぞれの川が本来もっている川らしさを生かしたすがたへと変えるとり組みが進められています。
生物が生きられる環境をつくるのはSDGsの「15 陸の豊かさも守ろう」にあてはまりそうだね。
護岸工事は、SDGsの「11 住み続けられるまちづくりを」に当てはまりそうだね。