理科で学習したSDGs
私たちは、家の中でたくさんの電気を使っています。限りある資源を守るために、電気をむだなく利用することが大切です。最近、環境に配りょした家としてZEH※が注目されています。ZEHは、効率的に電気を利用する技術をとり入れることで、快適な室内を実現しながら、発電する電気の量が、使う電気の量を上回ることを目指した家のことです。
例えば、暖ぼう器具などの電気製品を使う回数を減らすために、かべなどに熱が伝わりにくいものを使うことで、室温の変化を少なくしています。また、日光を利用して発電するために、屋根などに光電池を設置しています。そして、電気の量を管理しやすくするために、発電したり、使ったりした電気の量を確にんできるHEMS※という機器や、発電した電気をためることができる、ちく電池が設置されていることがあります。 このような技術により、効率的に電気を利用することができるようになりました。
※ZEH…Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
※ZEB…Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
※HEMS…Home Energy Management System(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)
最近は、ZEHと同じような技術を利用して、学校や博物館などの建てものを対象としたZEB※も増えてきているよ。