地球温暖化により、海面の上しょうが起こるなど世界中で深刻な問題となっています。
この地球温暖化を食い止めるために、二酸化炭素などの温室効果ガスと呼ばれる気体の、
人の活動による排出量と、植林などによる吸収量を同じにするカーボンニュートラルの実現に向けて、
世界各国でとり組んでいます。
日本では、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指しています。そのとり組みの1つとして、
いろいろな発電の方法が開発されています。例えば、海の潮の流れを利用した潮流発電や地下の熱を
利用した地熱発電、日光を利用した太陽光発電などがあります。これらの発電の方法は、石油、石炭、
天然ガスなどの限りある資源を利用するのではなく、地下の熱など持続的に使うことができる資源を
利用しています。また、発電するときに二酸化炭素を排出しません。環境へのえいきょうを少なくする
発電の方法として注目されています。