理科で学習したSDGs

上皿てんびんとてんびんの歴史

 ものの重さをはかる上皿てんびんは、うでのつり合いを利用しています。うでが支える
2つの皿は、支点から同じきょりのところにあります。このため、水平になってつり合っているとき、
一方の皿にのせたものの重さは、もう一方の皿にのせた分銅の重さからわかるのです。


 上皿てんびんのようにつり合いを利用したはかりは、
正確に重さをはかることができるため、昔から世界中で使われてきました。
 例えば、古代エジプトの巻物や昔の人々の生活をかいた絵画にもてんびんが登場します。


 日本でも江戸時代に、今の銀行の役目をした両がえ商が
てんびんを使って銀貨などの重さをはかっていました。

 地図では、銀行をの記号で表すことがあります。

これは当時のてんびんの分銅の形がもとになったといわれています。