理科で学習したSDGs
酸性の水よう液とアルカリ性の水よう液が混ざり合うと、
たがいの性質を打ち消し合います。このようなことを中和といいます。
群馬県の草津温泉でわき出る湯は強い酸性のため、草津温泉から流れ出す
湯川の水も強い酸性になっていて、生物がすめず、農業用水にも使えない川でした。
また、コンクリートや鉄をとかしてしまうので、橋などをつくれませんでした。
そこで湯川には、水に混ぜた石灰を入れています。
石灰がとけた水はアルカリ性なので、川の水は中和され、
湯川とその下流は、魚がすめて、農業用水にも使える川になりました。
中学校3年「中和と塩」で学ぶ内容です。