理科で学習したSDGs

  • 電磁石が発明されるまで

    電流と磁石の関係を発見

     電流と磁石は関係があります。この関係を発見したのが
    デンマークの科学者のハンス・クリスティアン・エルステッドです。
    1820年にエルステッドは、電流の流れている導線の近くに、
    たまたま置いてあった方位磁針のはりが動いたことから、
    電流が流れると磁石のはたらきが生まれることを発見しました。

    中学校2電流と磁界で学ぶ内容です。

    はってん 中学校で学ぶこと
  • 電磁石が発明されるまで

    2つの事実を関係づけて電磁石を発明

     電磁石は、1825年にウィリアム・スタージョンというイギリスの科学者が発明しました。
    スタージョンは、2つの事実を関係づけて考え、電磁石を発明しました。1つは、「鉄を磁石
    近づけると、鉄が磁石になる」という事実です。この事実はスタージョンが生まれる前から
    知られていました。もう1つは、エルステッドによって発見された「電流が流れると、磁石
    はたらきが生まれる」という事実です。これらの2つの事実を関係づけて考えました。
     電流が生み出す磁石のはたらきを高めるために、鉄心の周りに、導線を同じ向きに何回もまいてコイルを作りました。これに電流を流してみると、鉄心磁石のようなはたらきをしたのです。
     「2つのことを1つにしてみる」と、新しいアイデアが生まれることがあります。
    みなさんも、いろいろな事実を1つにして大発明をしてみましょう。

    中学校2電流と磁界で学ぶ内容です。

    はってん 中学校で学ぶこと