理科で学習したSDGs

より正確時こくを求めて

 昔、人々は、時こくを知るために星ざをはじめ、太陽の動きや月の満ち欠けなどを
利用していました。時こくを知るために作られた、最古の時計は日時計です。
しかし、日時計は、くもりや雨の日、夜などは調べることができず、
また、だいたいの時こくを知ることしかできませんでした。
そこで、太陽が出ていないときにも使え、より具体的な時こくを調べるために、
水時計や線こう時計などが作られるようになりました。


 その後、ガリレオ・ガリレイによるふりこの等時性の発⾒により、
ふりこの1往復する時間を利⽤して、より正確時こくを調べることができるようになりました。
そして、⻭⾞などによる機械時計、さらにクオーツ時計とよばれる水しょうのしん動を
利⽤した時計が作られました。
 今では、「光格子時計」とよばれる300億年で1秒もずれが生じない時計が開発されています。