理科で学習したSDGs

  • 塩をつくる

    食塩のとり出し方

     水よう液を熱して水の量をらすことで、水よう液にとけているものを
    とり出すことができることがわかりました。
     食塩の水よう液も、熱して水をじょう発させることで、食塩をとり出すことができます。

    日本の伝統な塩づくり

     日本では、日光や風でかわかすなどして海水からこい塩水をつくり、これを熱して
    水をじょう発させる方法で、塩をつくってきました。初めから熱するのではなく、
    日光や風を利用することで、熱するのに使う木などの燃料らすことができます。
     現在は、日光や風を利用せずに海水からこい塩水をつくる技術が利用されています。
    そのため、天気のえいきょうを受けずに安定して塩をつくることができます。
     伝統な塩づくりを体験することができるところもあります。

  • 塩をつくる

    外国の塩づくり

     外国では、海水のほかに、岩塩や地下にたまったこい塩水なども利用して塩をつくっています。
     南米のボリビアという国にあるウユニ塩湖という湖の水はこい塩水です。
    これは、ここが大昔は海だったためです。
     雨があまりふらないかん季には、日光や風によって湖の水がじょう発して、
    一面が塩でおおわれます。これを集めて塩の山にしてかわかし、
    人間や動物が食べるためなどに使われます。


     塩はわたしたちが生きていくために必要なもので、
    昔からいろいろな方法でつくられ、きちょうなものとしてあつかわれてきました。
     塩のつくり方や歴史について学ぶことができるところもあります。