台風のことを英語でタイフーン(typhoon)といいます。似ていますね。
これは、タイフーンを日本語で表現するときに、「台風」という字を当てたためです。
それまで日本では野分といわれていました。1900年ごろに岡田武松という科学者によって
台風と名づけられました。
台風は、積乱雲が集まってできたもので、強い風と大雨をもたらします。
台風の中心に近いところほど多くの雨がふり、風が強くなっています。
しかし、「台風の目」とよばれる中心には雲はほとんどなく、
そのため雨はあまりふらず、風も弱くなっています。
台風は、時計のはりの回る向きと反対(左まき)に回転しながら進みます。
風の強さは進む方向の右側と左側でちがい、右側では特に強い風がふきます。