理科で学習したSDGs

  • 台風と台風の進路予想

     台風のことを英語でタイフーン(typhoon)といいます。ていますね。
    これは、タイフーンを日本語で表現するときに、「台風」という字を当てたためです。
    それまで日本では野分といわれていました。1900年ごろに岡田武松という科学者によって
    台風と名づけられました。
     台風は、積乱雲が集まってできたもので、強い風と大雨をもたらします。
     台風の中心に近いところほど多くの雨がふり、風が強くなっています。
    しかし、「台風の目」とよばれる中心には雲はほとんどなく、
    そのため雨はあまりふらず、風も弱くなっています。
     台風は、時計のはりの回る向きと反対(左まき)に回転しながら進みます。
    風の強さは進む方向の右側と左側でちがい、右側では特に強い風がふきます。

    防災
  • 台風と台風の進路予想

    台風の進路予想

     台風の進路予想は、気象衛星やアメダスなどから観測して送られるデータと、
    世界からの気象観測データをもとに、スーパーコンピュータで計算して行っています。
     防災情報として、これまで以上に正確な台風の進路予想が求められています。
     そこで、コンピュータの計算する能力を高めたり、台風内部の積乱雲などの
    構造が変わるようすをくわしく調べたりする技術の開発が進められています。

    スーパーコンピュータ

    スーパーコンピュータによるせき結果を
    もとに話し合い、台風の進路予想を決める。

    防災