理科で学習したSDGs
じしゃくは、今から300年くらい前は、鉄のなかまのこう鉄で作られていました。
長い間、じしゃくの鉄を引きつける力を強くする研究をたくさんの人たちが行ってきました。
そして、今から100年くらい前に、本多光太郎博士が、それまでのじしゃくよりも3倍くらい
強いこう鉄のじしゃくを発明しました。その後、今から40年くらい前に、佐川眞人博士が、
鉄とネオジムを使った世界で一番強いじしゃく(ネオジムじしゃく)を発明しました。
それまで、強いじしゃくは、鉄いがいの金ぞくで作るひつようがあると考えられていました。
しかし、佐川博士は、だれも思いつかなかったほうほうで、鉄を使った強いじしゃくを発明したのです。
今では、ネオジムじしゃくは、けいたい電話や風力発電きなど、いろいろなところに使われ、
社会の役に立っています。