理科で学習したSDGs
「ざっ草という名前の植物はありません」という言葉をのこした植物学者の牧野富太郎(1862~1957年)博士は「日本の全ての植物を調べ、世界に発表する」という大きなゆめをもち、植物図かん「大日本植物志」を作りました。 高知県で生まれた牧野博士は、小さいときから植物が大すきでした。牧野博士が新しく名前をつけた植物はおよそ1500しゅるいあります。その数は日本の植物のおよそ5分の1にものぼります。
博士が書きのこしたことをわかりやすくしょうかいするよ。
牧野博士は植物のかんさつや研究をするときに、下のようなことをいつも心がけていました。
植物の研究をするためには、絵をかいたり、文を書いたり、動物とのかかわりを知ったりすることなど、みんな大切だよ。
わからないことやふしぎなことがあったら、そのままにしないで本で調べたり、もう一度かんさつし直したりして、きちんとかいけつすることが大切だよ。
少しの植物ではなく、たくさんの植物をかんさつすると、より多くのことを知ることができるよ。