理科で学習したSDGs
カイコガは、えい語でシルク モス(silk moth)といいます。シルクは「きぬ」、
モスは「蛾」という意味です。カイコガのまゆからは、きぬ糸をとることができるため、
このような名前がついています。
きぬ糸は、はだざわりがよく、美しくなめらかであることから、江戸時代には日本かく地で
きぬ糸を使ったおりものが作られるようになりました。
東京都の多摩地方では、「多摩おり」とよばれるおりものがあります。
まゆから生糸(きぬ糸のこと)を作ることを製糸といいます。
明治から昭和のはじめにかけて、日本では生糸をたくさん作って外国に売ることで、
大きくはってんすることができました。
生糸を作る大きな工場だった富岡製糸場は、世界いさんになっています。